本件敷地内より採取した種子など(2021年12月撮影)

Community

人と人がつながり、
素敵な笑顔が日常的に生まれるまちへ。

多世代をつなぐコミュニティ。
「プロミライズ青葉台」では、それをまちづくりの大きなテーマに掲げた。
ひとり一人の出会いが生まれ、交流が広がり、
たくさんのコミュニティが育まれるような、いくつもの仕掛けづくりを考えている。

専門家と取り組む
コミュニティプラン

「都市森林株式会社」のサポートによる
植物の継承を通じた交流促進や、
「スパイスアップ編集部」の知見を活かした
コミュニティ空間の創造などを予定しています。

交流を育むコミュニティプラン

都市森林株式会社とスパイスアップ編集部が全面サポート

Community Plan 01

旧桜台団地の植物を、
新しいまちに。

50年以上の時が積み重なり、育まれてきた旧桜台団地の豊かな森。
その恵みを次世代の住まいへ継承してゆくために、
「住まいの森が循環する仕組み」をつくりました。
植物の種、苗木、草、木材。
旧桜台団地の森で集めた素材を、大切に活かした取り組みを進め、
新たな森づくりを目指した、住民たちによる植樹イベントなども計画しています。

敷地内で採取された「種子」や「木の実」

もっと見る

  • 森の調査

    旧桜台団地の樹々の健康状態を診断。
    木材として再利用できる樹木を選定。

  • 現地樹木調査
     

  • 参考写真
    (提供:都市森林株式会社)

  • 伐採木の木材化

    旧桜台団地の歴史をつなぐ
    特別な木材に。

  • 森の素材の採取

    柑橘の皮、クチナシの実、ハーブ類、
    種、苗木、アロマの素材となる枝などを採取。

  • 参考写真
    (提供:都市森林株式会社)

  • 現地敷地内にて採取した苗木
    (2021年12月撮影)

  • 苗木の育成

    多種多様な苗木を寄せ植えし、
    「小さな桜台の森」を創造。
    モデルルームなどに展示予定。

  • 家具の製作

    木材を用いて家具や木工品を製作。
    使い、手入れし、愛着を抱けるよう
    共用空間への設置を予定。

  • 参考写真
    (提供:都市森林株式会社)

  • 参考写真
    (提供:都市森林株式会社)

  • 植樹イベント

    住まいの森の循環に向けて、
    育てた苗木を新しいまちに植樹する
    住民参加型のイベントも予定。

森の資源を継承する活動記録

クリックすると、旧桜台団地で行われた「森の循環」に向けた活動記録ムービーをご覧いただけます。

  • 都市森林株式会社

    湧口 善之

    「植栽がすごくきれいだな」。それが、桜台団地に初めて訪れた時の印象でした。秋だったので、トウカエデ、アキニレ、ケヤキ、イチョウなどが紅葉していて、びわや柿、柑橘類、珍しいところではナツメの木のような果樹も多く、本当によく手入れされていたことに驚きました。私は「都市林業」というものを提唱しておりまして、街の工事現場などで伐採された木を回収し、木材化して活用するという活動を続けています。旧桜台団地の木も、大切に活用しながら「もっと日常的に木と住民がふれあえる環境づくりができないだろうか」と、現在さまざまな取り組みを検討中です。

都市森林株式会社

湧口 善之

「植栽がすごくきれいだな」。それが、桜台団地に初めて訪れた時の印象でした。秋だったので、トウカエデ、アキニレ、ケヤキ、イチョウなどが紅葉していて、びわや柿、柑橘類、珍しいところではナツメの木のような果樹も多く、本当によく手入れされていたことに驚きました。私は「都市林業」というものを提唱しておりまして、街の工事現場などで伐採された木を回収し、木材化して活用するという活動を続けています。旧桜台団地の木も、大切に活用しながら「もっと日常的に木と住民がふれあえる環境づくりができないだろうか」と、現在さまざまな取り組みを検討中です。

参考写真(提供:都市森林株式会社)

Community Plan 02

情報共有ツールで、
豊かさと安心を。

ふだんの暮らしの中で、ゆるやかなつながりを生み、
豊かな暮らしに寄与すること。
同じまちに暮らす人々が、いざという時に助け合える関係性を築くこと。
そんなことを考えながら、まちの人々で情報を共有できる、
誰もが使いやすいコミュニケーションツールの導入を検討しています。
さまざまなまちの情報がきっかけとなり、小さな交流が次々と生まれるような、
そして、万一の際には必要な情報がより確実に届けられるような
仕組みの構築を目指します。

image photo

Community Plan 03

気軽に立ち寄れる、
縁側のような空間を。

共用空間にも、コミュニケーションのきっかけとなるスペースを検討中。
例えば、誰かと一緒に午後のひと時を過ごしたり、
ひとりで訪れて本を読んだり、
あるいは仲間たちとサークル活動を楽しんだり、ワークショップを開いたり。
そこに行けば新しい出会いがあり、
居合わせた人たちと何気ない会話が生まれるような空間の創出を図ります。

参考写真(提供:スパイスアップ編集部)

スパイスアップ編集部

私たちは2015年から「青葉区の方々が地元を知るきっかけになれば」という思いでフリーペーパーを発行してきました。2021年からは、動くメディアであるキッチンカーに変えて、地元の商品をさまざまな場所で紹介したり、住民参加型のイベントを企画運営するなど、まちのあちこちに小さなつながりをつくっていく活動をしています。そんな経験を活かしながら、「プロミライズ青葉台」ではコミュニケーションツールやコミュニティ空間を提案。新しい住まいに暮らす方同士のつながりだけでなく、地域の方々とのつながりもつくるお手伝いができたらいいなと考えています。

参考写真(提供:スパイスアップ編集部)